三流大学、理系学生が読んだ書物を語る

三流大学、理系学生が読んだ書物を語る

MENU

お金を理解する~お金2.0 新しい経済のルールと生き方~

スポンサーリンク

f:id:mottobungaku:20180728034010j:plain

 今回は、『お金2.0 新しい経済のルールと生き方』について、感想を綴ります。

はじめに

 著者は、佐藤航陽さんです。株式会社メタップスの社長でもある方です。

 

佐藤航陽(さとう かつあき)は、日本の会社経営者。1986年、福島県生まれ。15歳から、自己流の商売を始め、生活費などを稼ぐように。早稲田大学法学部中退。2007年、イーファクター株式会社(現メタップス)を設立。
出典:佐藤航陽 - Wikipedia

 

こんな本です~「お金2.0 新しい経済のルールと生き方」~

 終始、分かりやすい言葉で「お金」の全体像を説明しています。「お金とは?」から始まり、これからの時代における「お金の役割」など、最先端技術を商売にしているからこそ見えている事について、書かれています。独自の視点で語られているのが面白いところです。

 

お金とは

 お金の動向は誰しも気になるものです。政府がキャッシュレス化を促したり、暗号通貨がどのように利用されていくのか、現在の経済に及ぼす影響はどのくらいなのか、疑問はつきません。この本では、その内の一つぐらいは、答えてくれている気がします。勝手な解釈なので、保証はできませんが。(笑)

 ちなみに、佐藤さんは、「お金」をツールだとしています。

 

価値主義の登場

 佐藤さんは、一貫して「価値主義」が資本主義と同じくらい重要だと言います。価値主義は面白い考え方だと思います。ひと昔前では、お金を生まない行動だったことが、今は経済的な価値に左右されずに、自分にとって価値のあることとして、意味(価値)を生むという考え方です。その上で、様々な付加価値が生まれるということです。

 

 お金を第一に考えなくてはならない時代から、自分にとって価値のあることを行うことが時代の中心になってくるだろうと言ってます。ある意味、自分にとって価値のある行動が「なにか」と問う力がこれから求められるということですね。

 

 これって意外と難しいです。高齢化社会で、今まで資本主義の中で過ごしている人が多い中、価値主義が同等の意味を持ち始めている昨今、どう受け入れていくのか、それとも受け入れずに拒むのか。結構深刻な問題なのではないかと思います。

 

価値主義をどう受け入れるか 

 先ずは、「お金」に固執した生活を過ごすのではなく、自分の価値を第一にして、価値を高めていくことを意識しようと思います。結局、何が「ツール」なのか見極めて、社会を俯瞰する力が必要なのかと思います。

 

 他のエントリでも言ってますが、本質を抽出して、行動するしかないなぁと感じています。様々な新テクノロジーが時代を席巻し始めています。上手く「ツール」として、使いこなし、様々な知見に触れていくことでしか、身に付かないモノだと思います。

 

mottobungaku.hatenadiary.jp

最後に

 佐藤さんの考え方は、新鮮に感じました。著者は、最後に「お金をツール」として、見れるようになる社会を作ろうと締めくくっています。この考えに至るまでの様々な過程を読み、改めてそのような社会が来れば最高だなぁと感じました。

 

 簡単な事ではないけど、私たちが、価値主義を身に付けることで(価値主義を意識せず、自然と自分の行動が価値主義に直結していること)、このような社会が間違いなく訪れるだろうと思います。

 

 是非、皆さんも手にお取り下さい。

こちらもおすすめ