三流大学、理系学生が読んだ書物を語る

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過酷だな~アニメを仕事に!~

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 今回は、『アニメを仕事に!トリガー流アニメ制作進行読本』について、感想を綴ります。

 

はじめに

 著者は、アニメプロデューサーの舛本和也さんです。

 

アニメプロデューサー。ガイナックスを経て、大塚雅彦今石洋之と共に株式会社トリガーを設立。
出典:舛本和也とは - はてなキーワード

 

こんな本です~「アニメを仕事に!トリガー流アニメ制作進行読本」~

  アニメの制作費用、業務内容、求められる素養など…、アニメ業界の裏側を詳しく解説しています。アニメが多くの人によって、作られていることが示されています。アニメ業界に興味がある人におすすめの一冊です。

 

アニメ業界…。

 最初に言いたいのは、「SHIROBAKO」と似ているなってことです。てかそのものです(笑)

 アニメの制作は、大変なんだなと思わされました。


 驚いたのは、アニメーションの1話あたりが大体、1200~1800万と高いことです。すごくないですか?12話(1クール)で軽く1億4400万~2億3400万かかるってことです。めちゃくちゃお金がかかるものなのですね。ちなみに、広告費などは別途だそうです。働いてる方々には、失礼ながらも低予算なモノばかりと思っていました。

 

 また、大体、30分のTV作品では、200~300人のスタッフが携わっているようです。ここでも思ったよりも多くの人が携わっていることに驚きました。いや、スケールが大きいですね。アニメってもっとこじんまりとしたモノ作りだと思っていました。

 

アニメ「SHIROBAKO」については、こちら

mottobungaku.hatenadiary.jp

 

どの業界にも信条がある

 著者が終始言っていることに、「チーム」と「コミュニケーション」があります。この二つがないと仕事にならないようなことを言っています。当然のことですが、200~300人のスタッフが携わっていることからコミュニケーションが絶対欠かせないことが想像つきます。

 

 それにしても、新人教育に関する各工程が意外にもしっかりとしています。これも現場で働いている方々には失礼ですが、新人教育とは無縁の世界かと思っていました。ほんと、ブラックなイメージが先行していましたので、すみません。

 

 新人教育の目的に「将来の自分の仕事を楽にしてくれる人財を育てること」とありましたが、これは、どこの会社でも一緒でしょうね。ただ、新人教育を受ける側はこの意図をしっかりと理解できないかもしれません。私のような来年から社会人になる身としては、入ってそうそう担当者から、君たちは「将来の我々の仕事を楽にしてくれる人財になる」ための教育を受けてもらう。とか言われてもマイナスのイメージしか定着しません。(笑)まぁ、会社からしたら当然のことですけどね。

 

 制作進行の業務について書かれているので、実務や○○管理といった、事務的な能力について重要性を説いています。

 

 本文より

 「全ての事象は、起きてから対応するのでは遅すぎる」

 

最後に

 日本のアニメは、広く世界で受け入れられています。そのような業界の裏側は、思いのほか、泥臭い。しかも、お金を回収するのが、大変ということなので、好きなアニメは、DVDなどを買って、微力ながら応援したいと思います。


 是非、皆さんも手にお取り下さい。

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