三流大学、理系学生が読んだ書物を語る

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恋愛要素が強め~さくら荘のペットな彼女9~

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 今回は、『さくら荘のペットな彼女9』について、感想を綴ります。(注意:ネタバレあり)
 さくら荘の9巻目です。

 

前回までのあらすじ

 修学旅行が近づいてきた、空太は、結論を出せずにいました。千尋や仁と話したり、何度も考えていました。修学旅行の最終日、七海とましろの待ち合わせ場所に向かいます。そして、「憧れ」と「恋」を自覚した空太は、修学旅行でましろを選びました。 

 

新たな関係

 晴れて、空太とましろは結ばれました。その裏側で七海は、どの様な結果であってもさくら荘を出ていくと言ってた事を実行します。七海がいなくなったさくら荘ですが、空太もましろも相変わらずです。
 そんな中、空太とましろが水族館でデートします。終始、イチャイチャし、夫婦漫才ぽい感じで、デートを楽しむ2人です。
 しかし、伊織と栞奈が後をつけていることに気付き、声を掛けたら、栞奈がバランスを崩して倒れそうになり、そこを伊織がかばいます。その結果、伊織は腕を複雑骨折してしまいます。

「七月のコンクールに出場しなくていい理由ができたって、安心してるんですよ!三年前に姉ちゃんが三位入賞した、全日本コンクールに出なくていいって!」
「……」
「腕が折れたなら、みんなも仕方がないって思ってくれるって……ピアノを諦める理由ができて……俺、俺は……!」

 伊織は、こんな心情を空太にぶつけます。空太と伊織、空太がちゃんとした先輩になってて驚きますが、この後、伊織にかける言葉が冷静で、これまた驚きます。

「伊織は強いな」

 これには、空太のましろへの思いもあるのでしょうね。だから、自分の気持ちとちゃんと向き合っている事に対して、感想を言ったのかなと思います。先輩らしい空太がカッコ良く見えます。

 

突然の訪問

  ゲームキャンプの審査で合格を貰い、急いでさくら荘に戻った空太。そこには、リタがいました。来年から水明芸術大学に留学する事が決まり、半年前から語学学校に通うために来日したのでした。


 龍之介がリタのさくら荘にいる事に反対していましたが、ゲーム制作のデザインを手伝ってもらう事を引き換えに渋々、承諾しました。龍之介の中学時代の話も出てきて、龍之介のモノ作りに対する想いが…。すごい伝わってきました。

「わからないなら僕が教えてやる。その目標が叶う未来を、お前が信じていないからあだ」
「っ!」
「今やっていることを、その未来に繋げようという意識が欠如しているからだ」

 高校生でこの想いを持って、モノ作りをしている事がすごいです。単なる化け物ですよ。それでしかもプログラマーとして、結果を残しているのが、カッコイイですね。「夢」に対して、こんなにも純粋に努力を重ねられる龍之介、半端ない。


 この後、リタと麻耶の喧嘩は、ただただ怖かったです(笑)
 嫌われ役をしたリタがけなげですよ。そして、告白しても女は嫌いという理由で断るし。龍之介の変わり者具合が、ここでも半端ないです。

 

蛇足的な感想

  友情・努力・恋愛がさくら荘のテーマにあると思います。その内、友情・努力が良い方向に動き出しています。恋愛はきっと、上手く行きますよね?(笑)


 是非、皆さんも手にお取り下さい。

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