三流大学、理系学生が読んだ書物を語る

三流大学、理系学生が読んだ書物を語る

小説、映画、マンガ…etcについて徒然なるままに感想を書いてます。

MENU

理系女子はいいぞ~青春ブタ野郎はロジカルウィッチの夢を見ない~

スポンサーリンク

 今回は、『青春ブタ野郎はロジカルウィッチの夢を見ない』について、感想を綴ります。(注意:ネタバレあり)
 青春ブタ野郎シリーズの第三巻です。

 

前回までのあらすじ

 後輩の朋絵の「思春期症候群」を解決し、無事に夏休みを向かえる事ができた。しかし、夏休み直前、咲太の前に、初恋相手の牧之原翔子と同じ名前、顔もうり二つの中学生が現れた。

 

謎の中学生

 咲太の前に、初恋相手の牧之原翔子と同じ名前、顔もうり二つの中学生が現れます。結論から言って、この牧之原翔子は、過去に咲太が会った人物とは違うだろうということ。『思春期症候群』を患っている現「牧之原翔子」が望んだ高校生活を過ごしているであろう、未来の「牧之原翔子」であることが予想されます。
 まぁ、予想はおいといて、牧之原翔子が可愛い。いやロリコンでは、ないですよ。ただ、この場面が好きです。

 「わたしは、お母さんのことも、お父さんのことも好きです。大好きです」
 「お母さんとお父さんも、翔子のことが大好きだよ」
 「ええ、そうね」
 「お父さんとお母さんがお父さんとお母さんでよかった」
 母親に抱きついたまま顔を上げた翔子は、笑顔の花を満開にしていた。

 

 こんな、純粋な子が存在しますか?中学生ですよ。中学生なんて罵詈雑言を吐くことで有名。その中でも、牧之原翔子の純粋な感じが良いですね。

 

お気に入りの場面

 今回は、朋絵の出番が少なく、個人的には、消化不良ですが、唯一挙げるとしたら、ファミレスでの咲太との掛け合い漫才。

桜島先輩?」

遠慮がちに朋絵が聞いてくる。上目遣いのかわいい仕草。

「違う」

「国見先輩?」

「でもない」

「……」

どうやら、他に咲太が待ち合わせしそうな相手が思い当たらないらしい。

「妄想フレンド?」

 いいですね。朋絵の「妄想フレンド」ってワードが好きです(笑)

 

双葉理央が二人

 ある日、バイト終わり、理央を偶然見つけて、後を追う。そしたらあろうことか、マンガ喫茶に入っていく。普段の理央からしたら考えられなく、違和感を持ち、電話をかけてみる。そこで、電話が繋がり、理央と話すが、その時、ある席から理央が出てくる。電話をしている様子はなく、理央が二人いることが判明する。
 そんな感じで、物語が進行していきます。個人的には、理央のような理系女子は、お腹いっぱいなので、言うことはないです(笑)
 感情よりも理論なのは、理系だったら仕方ないものです。しかし、理央の場合、ちょっと頑固というか…。好きな人に好きだと言うことはしないと(笑)

 

思春期症候群の考察2

 前回までの思春期症候群を考察していくと、明らかに「意識=心情」が影響している事が分かります。実体の無い感情が、現実世界に影響を及ぼすのは、どんな意味があるのでしょうか?
 そんなことを感じました。たぶん、これといった答えはないのかもしれないですが…。

蛇足的な感想

 理央は、理屈っぽいです。それが可愛いところでもあります。しかし、人の感情の前ではそれは無意味です。今回の話からそんなことを言っているような気がしました。いや、ほんとは違うのかもしれませんけどね(笑)

 

 是非、皆さんも手にお取り下さい。

こちらもおすすめ

はたらく魔王さま! 0 (電撃文庫)

はたらく魔王さま! 0 (電撃文庫)