三流大学、理系学生が読んだ書物を語る

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小説、映画、マンガ…etcについて徒然なるままに感想を書いてます。

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物語が面白い~絶園のテンペスト~

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 今回は、アニメ・マンガ『絶園のテンペスト』について、感想を綴ります。

 

テンペスト」とは似て非なるもの

 物語がシェイクスピアの作品をちょくちょくなぞっています。木と人類の対立が物語の軸になっているけれども、同時に、愛花の存在が最後までちらついているところがSFちっくで凝っています。

 

 そして、愛花の可愛いらしさを実際にアニメで見ていただきたい。(笑)

 ほんと、可愛いですから!!

 

 木に支配された世界は、一見すると平和といえる。しかし、それは、犯罪行為が行われたら、察知して木が牽制しているだけ。そこにある平和は木に対する絶対的な恐怖心からきている。

 このままいくと、将来全てのモノは木に食べられて塵になるという。『木が文明を食らう』まさにSFに出てきそうな設定である。設定がいいとかダメとか言いたいのではなく、木って何ぞやという疑問が出てきました。

 

 なんで木が人工物を全て塵にしてしまうのか、それは、木の理=人類が設けていない人知を超えたルールを人類が手を取り合って壊すことで、これから起きる(人間が関わる様々な問題)を乗り越えようとする姿勢を育むための前座的なイベントだということが、漫画で示されていました。

 

 なるほどなぁと感心してしまった。

 

  是非、アニメを視聴してみて下さい。

 

 個人的におすすめなのはマンガ『10巻』

 前半は、魔法使いと対立して、『人』と『人』の戦いです。しかし、後半になると、地球の危機を救うために『人』と『木』の対立に変わります。後半の展開は少しバタバタしている印象を受けますが、全体として、楽しめる物語です。

 

 『絶園のテンペスト』で一番おすすめなのは、マンガ『10巻』における、まひろとまひろが救った中学生との出会いです。めちゃくちゃマニアックな古書を読む女の子がこの世に存在することには、驚きました(笑)

 

 てか、明らかにギャルっぽい子が本を読むことに驚きですよ。偏見でごめんなさい。それぐらい、新鮮に感じました。ただ、マニアック過ぎますが(笑)

 終始知らない本ばかりでした。教養がある?って、いいですね~

 

 話は変わって、同じく、マンガ10巻における、『探偵はかぜ』も面白いです。

 やっぱり、何だかんだ言って、はかぜは頭が切れます。加護を失ってもたくましい魅力的な女性のままです。探偵として、ファミレスで「名推理」をします。

 

 アルバイト帰り、吉野とかはぜのシーンは、ほっこりとしました。日常を取り戻した世界でのはかぜは、はかぜらしく、吉野は吉野らしくて良かった。番外編としては、とても楽しめました。

 

 

 是非、皆さんも読んでみて下さい。

絶園のテンペスト (10)(完) (ガンガンコミックス)

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