物語が面白い~絶園のテンペスト~

 最近、某プライムビデオで視聴したアニメ『絶園のテンペスト』。

 物語がシェイクスピアの作品をちょくちょくなぞっている感じがして、いい。

 木と人類の対立が物語の軸になっているけれども、愛花の存在が最後までちらついているところもよい。

 

 まぁ、愛花の可愛いらしさは、実際にアニメを見ていただきたい。

 

 木に支配された世界は、一見すると平和といえる。しかし、それは、犯罪行為が行われたら、察知して木が牽制しているだけ。そこにある平和は木に対する絶対的な恐怖心からきている。

 このままいくと、将来全てのモノは木に食べられて塵になるという。『木が文明を食らう』まさにSFに出てきそうな設定である。設定がいいとかダメとか言いたいのではなく、木って何ぞやという疑問が出てきた。

 

 なんで木が人工物を全て塵にしてしまうのか、それは、木の理=人類が設けていない人知を超えたルールを人類が手を取り合って壊すことで、これから起きる(人間が関わる様々な問題)を乗り越えようとする姿勢を育むための前座的なイベントだということが、漫画で示されている。

 なるほどなぁと感心してしまった。

 

 ただ何と無く観たアニメがここまで印象に残るとは…

 

 

絶園のテンペスト (10)(完) (ガンガンコミックス)

絶園のテンペスト (10)(完) (ガンガンコミックス)