三流大学、理系学生が読んだ書物を語る

小説、映画、マンガ…etcについて徒然なるままに感想を書いてます。

森ワールドを堪能~銀河不動産の超越~

 『すべてがFになる』の著者、森博嗣のラブコメ⁉作品。

 無気力すぎる髙橋と愉快な仲間たちとの物語。特に事件が起こることはないが、会社で出会うお客さんはどの人も個性が強い者ばかり。

 自然と髙橋の周りには変わり者が集まり、離れていったと思うと、また集まっていたりする。「幸せを築こうとする努力」の果てにある結果には少しほっこりとする。

 

 人とのつながりが自分を成長させているそんなことを感じた。自分が思っているよりも人との関わりが大きく人生に作用している。とりとめのない出来事を通して出会う人こそ、将来ずーと長く付きあう気がする。狙って出会った人とはその時だけの付き合いで終わってしまう。それはそれで良いのかもしれないが、せっかくだったら長く付き合い、人とは何ぞや的な哲学的意味を理解するのも良いと思う……