三流大学、理系学生が読んだ書物を語る

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森ワールドを堪能~銀河不動産の超越~

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 今回は、『すべてがFになる』の著者、森博嗣先生のラブコメ作品、『銀河不動産の超越』について、感想を綴ります。

 

物語は不動産紹介から始まる 

 不動産会社に勤めている主人公は、様々な人に物件を紹介します。それも個性豊かな人にそれぞれ、合うものを紹介する。怠惰な主人公は、日々テキトーに仕事をしている。そんなある日、お客が買った豪邸を様々な理由を付けられて、自分が住むことになる。そこから、物語が進行していきます。

 

他の森博嗣作品とは少し違う 

 森博嗣先生の作品って『ミステリー』のイメージがあったので、本書みたいなラブコメ?に近いジャンルを書いていることに驚きました。

 また、『工作少年の日々』などを読むと電子工作が好きなようで、私生活からはどこでラブコメ?要素の着想を得ているのか気になります。(笑) 

工作少年の日々 (集英社文庫 も 24-2)

工作少年の日々 (集英社文庫 も 24-2)

 

個性的な面々

 無気力すぎる髙橋が豪邸に住むことになり、それから、特に事件が起こることはないが、会社で出会うお客さんはどの人も個性が強い者ばかり。自然と髙橋の周りには変わり者が集まり、離れていったと思うと、また集まっていたりする。

 

 ミュージシャンやお金持ちのおばさんなど、とにかく個性的な面々に物件を紹介していきます。無気力だった高橋が徐々に変わっていくのは、この面々との出会いからです。そして、「幸せを築こうとする努力」の果てにある結果に、ほっこりとします。

 

 是非、皆さんも手にお取り下さい。

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