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【感想】銀河不動産の超越

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 今回は、『銀河不動産の超越』について、感想を綴ります。

 

はじめに

 著者は、森博嗣さんです。「すべてがFになる」、「スカイ・クロラ」などで有名な方です。また、元工学研究者です。

 

森 博嗣は、日本の小説家、同人作家、工学博士。元名古屋大学助教授。ローマ字表記はMORI Hiroshi。妻はイラストレーターのささきすばる。近年は、清涼院流水が立ち上げたプロジェクト「The BBB」に参加し、英語版の著作を発表している。
出典:森博嗣 - Wikipedia

 

あらすじ

 不動産会社に勤める主人公の髙橋は、何事にも無気力です。毎日をなんとなくで過ごしていたが、ある女性に物件を案内します。その女性の計らいにより豪邸に独り住むことになります。その豪邸に住み始めてから、高橋の日常は少しずつ変わっていくのでした。

 

個性的な面々

 無気力すぎる髙橋が豪邸に住むことになります。特に事件が起こることはないが、会社で出会うお客さんはどの人も個性が強い者ばかりでした。自然と髙橋の周りには変わり者が集まり、離れていったと思うと、また集まっていたりする。

 

 ミュージシャンやお金持ちのおばさんなど、個性的な面々に物件を紹介していきます。無気力だった高橋が徐々に変わっていくのは、この面々との出会いからです。そして、「幸せを築こうとする努力」の果てにある結果にほっこりとします。

 

高橋の無気力さ

 高橋はとにかく無気力な人間です。

 

周囲の人間を観察すると、何故みんなこんなに元気なのだろう、と感心する。

 このように、高校生のころから世間を客観的に見ているのです。エネルギッシュという言葉とは無縁な高橋です。そんな高橋が登美子と出会い、無気力人間を卒業します。

 

「もちろん」私はすぐに頷いた。「全然かまいません」

 

 登美子からバンドメンバーを泊めたいという頼みを承諾する場面です。すぐに頷いた高橋は、省エネ青年を卒業しました。人との関わりを拒絶しなくなったのは登美子の存在が大きいことが分かります。

 

蛇足的な感想

 森博嗣先生の作品は「ミステリィ」のイメージがあったので、ラブコメに近いジャンルを書いていることに驚きました。また、特に大きな事件に巻き込まれるなどもなく、他の森作品とは気色が違いますが、楽しめました。

 

 是非、皆さんも手にお取り下さい。

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