三流大学、理系学生が読んだ書物を語る

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古都と言えば京美人~古都~

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 今回は、川端康成の『古都』について、感想を綴ります。

 

古都の美しさを表現している

 京都は特別な雰囲気をまとったところだと思います。いつ行っても市内は落ち着いていて、ほど良い都会度だと思います。きっと、昔も変わらない雰囲気で今の京都を築いてきたのでしょうね。

 華やかさと風情を兼ね備えた京都を、祇園祭の際にはひときわ感じることができるだろうことは、描写から読み取れます。

 祇園ばやしは、かんたんに「こんこんちきちん」で通っているが、じつは、二十六通りあって、それは壬生狂言のはやしに似、雅楽のはやしに似ていると言われる。

 宵山には、それらの鉾が、つらねた提灯の灯でかざられ、はやしも高まる。

 四条大橋の東に、鉾はないのだが、それども、八坂神社まで、花やぎがつづいているように思われる。

 

 祇園祭を見たことがない私としては、一度は見物してみたいものです。

 

 京都で捨て子として育てられた千重子は、祭りでふた子の苗子と出会う。自分が姉妹であることに驚き、たじろぐ、おまけに大切な人には気づかれない悲しさ。

 伊豆の踊子』しかり、身分違いの2人が出逢って、物語が進行する川端康成作品は、スーと心に入ってくる。完全に交わることはない2人だけれども、どこかで糸が絡まっている。心情が揺れている描写は美しいです。

 

 是非、皆さんも手にお取り下さい。

古都 (新潮文庫)

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映画『古都』

 京都が舞台の物語は数多くあります。この『古都』を始め、森見登美彦先生の作品など…

  挙げたらきりがないです。その中でも、川端康成の『古都』は、どこか『品』があるように感じます。そして、それが物語を魅力的にさせている要因なのだと思います。

 

 そう思うと、イメージって大事ですね。

 

 例えば、京都、恋、祇園祭、阪急…etc

 

 もうこれだけで、勝手に物語を想像できてしまいますね。物語の舞台として、申し分ない京都において「古都」が最近、映像化されています。

 

 映画『古都』の物語は、オリジナルストーリーです。HP見ると、作品を撮る経緯が書かれており、オリンピックを意識した映画のようです。プロジェクトの経緯がしっかりと書かれている映画って見ようと思いますよね。

 

 是非、皆さんも見て下さい。

 

古都

古都

 

 

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