三流大学、理系学生が読んだ書物を語る

三流大学、理系学生が読んだ書物を語る

小説、映画、マンガ…etcについて徒然なるままに感想を書いてます。

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せーので~君の名は。~

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 今回は、新海誠の『君の名は。』について、感想を綴ります。

 

SFと言うよりも「夢のような話」

 SFと言うよりも「夢のような話」だと思いました。また、終わり方がバットエンドでもハッピーエンドでもないように感じます。個人的には、腑に落ちたような、落ちないような気がします。過去の新海作品を見ているからか、終わり方に疑問を持ちました。

  結局、瀧と三葉が結ばれたと解釈していいのでしょうかね?

 

三葉が可愛い

 結末がどうであれ、ヒロインの三葉が兎に角可愛い。また、お互いの禁足事項は年相応らしくて笑いました。

三葉は自分の頭にくるり組紐を回す。カチューシャのように縦に巻いて、左耳の上でちょうちょ結びにする。

「どうかな?」頬を染めて、上目遣いで俺に訊く。組紐がリボンのように、ボブの頭で跳ねている。

  可愛いらしさが溢れ出ている。これは、好きになる。(笑)

 

「ずっと何かを探している」

 瀧が「何かを探している」と言っていますが、これって面白い表現だと思います。

 この何かって瀧くんにとっては、三葉や体験してきた記憶なのは明白ですが、瀧の状況は就活をしていて、答えのない問題(どんな会社から内定を貰うかなど)にぶつかっていて、漠然としたイメージだけが頭にあるって感じだと解釈できます。

 

  記憶にない『何か』を意識していて、それが生活にも影響している。瀧の実体のない『何か』を探している感じが、「もがいている」と言い換えられます。この『もがいている』感じに共感しました。というよりも共感させられたという感じです(笑)

 

 最後、三葉を見つけて走り出すシーンは、何年も漠然としていたイメージがはっきりとした瞬間だったと思います。そんな状況で、三葉を見つけたら、走り出しますよね。必死で走って手に入れたくなります。手に入れると言うよりも、「確認したくなった」に近いのかもしれませんが…。

 

 この一連のシーンにおいて、瀧の「ずっと何かを探している」という言葉は、すごく重く、私たち受けて側には、印象に残ります。たった一言がこんなに引っかかるように、表現していることが凄いですね。

 

 物語は三葉と再会して終幕ですが、瀧は、きっと漠然とした『何か』の答えを見つけられたのかなと思います。ですので、ある意味では、ハッピーエンドなのかもしれませんね。

 

 

  是非、皆さんも手にお取り下さい。

 

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