三流大学、理系学生が読んだ書物を語る

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会社とは何ぞや~ちょっと今から仕事やめてくる~

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 今回は、『ちょっと今から仕事やめてくる』について、感想を綴ります。(注意:ネタバレあり)

 

はじめに

 著者は、北川恵海さんです。「ヒーローズ(株)!!!」などで有名な方です。『ちょっと今から仕事やめてくる』は、映画にもなっています。

 

あらすじ

ブラック企業にこき使われて心身共に衰弱した隆は、無意識に線路に飛び込もうしたところを「ヤマモト」と名乗る男に助けられた。同級生を自称する彼に心を開き、何かと助けてもらう隆だが、本物の同級生は海外滞在中ということがわかる。なぜ赤の他人をここまで?気になった隆は、彼の名前で個人情報をネット検索するが、出てきたのは、三年前に激務で自殺した男のニュースだった―。
出典:ちょっと今から仕事やめてくる - Wikipedia

 

ブラック企業で働く若者の物語

 この本を読み、ブラック企業をザックリと理解しました。ブラック企業で働く若者の物語を初めて読み、ブラック企業ってコワってなりました。(笑)

 

 兎に角、会社の上司と先輩のクズっぷりがすごい。いつも怒鳴る勢いでしか会話出来ない上司、後輩の営業に横槍を入れる先輩、こんな人たちと同じ空間にいたら、誰だって精神がおかしくなると思います。

 

 どうしたら、このような性格に難がある人たちが生産されてしまうのか、と思う。何と、悍ましいことか。

 

 物語は、そんな会社で働く主人公がきっぱりと会社を辞める方向で話が進みます。そして、きっぱりと辞める宣言をするところは読んでいて、自分のフラストレーションが清算されるようで、すがすがしい気分になります。勇気ある撤退は決してカッコ悪くはない。自分を守るための、一つの手段だと思いました。

 

映像化されている

 少し前に、映像化されましたね。まだ観ていないですが、近いうちに観たいと思います。

 主演は、福士蒼汰さんです。 予告を見た感じ面白そうですね。

 

www.youtube.com

お気に入りの場面

 

「なぁ、隆。お前は今、自分の気持ちばっかり考えてるけどさ。一回でも、残された者の気持ち考えたことあるか?なんで助けてあげられなかったって、一生後悔しながら生きていく人間の気持ち、考えたことあるか?」

 

 ヤマモトが隆に問いかける場面です。ヤマモトのストレートな気持ちがカッコいいです。個人的に1番好きな場面です。生きることに疲れた隆が、考え方を改めるキッカケになった場面です。

 

蛇足的な感想

 ブラック企業で働く隆は、生きることに疲れて、ホームから飛び降りようとします。ヤマモトが止めて、その場は収まります。色々と考えさせられました。

 

 是非、皆さんも手にお取り下さい。

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