三流大学、理系学生が読んだ書物を語る

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熱く生きる

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 今回は、「熱く生きる」について、感想を綴ります。

 

はじめに

 著者の天野先生は現役の医師です。心臓外科医であり、天皇陛下の執刀医であられる方です。

 

 天野 篤(あまの あつし、1955年10月18日 - )は、日本の外科医である。順天堂大学医学部心臓血管外科教授、順天堂大学医学部附属順天堂医院院長。博士(医学)。専門は、心臓血管外科、虚血性心疾患、弁膜症に関する研究。
 出典:天野篤 - Wikipedia

 

こんな本です~「熱く生きる」~

  天野先生の生い立ちから医師になるまでの過程、医師になってからの執刀と心構え、先生の強い意志が伝わってくる内容となっています。どんな医師が求められているのか、1つのことを究める極意とは、何なのか、など広く示されています。

 

人生哲学がカッコイイ

 偏差値50という状態から医師になったことにも驚きですが、人生哲学がとにかくカッコイイ。「自分が受けた恩恵は、世の中に返せ」、「思いがあれば、3倍の努力は当たり前だ」…、などと言った「熱い」言葉が多く出てきます。
 これらの言葉たちが「熱く」、心に響くモノがあります。

 

 例えば、武士には「武士道」があるように、医師にも「医師道」なるものがあるといいます。この「医師道」の7カ条に先生の哲学を感じました。先生の誰かのために仕事をしているという、人に尽くす仕事の姿勢がカッコイイです。同時に、これが、その道で一番になることなのかとも思いました。

 

プロフェッショナルな仕事

 「医師道」などから、仕事に対する熱意・誇りを強く感じました。思いを磨き、志を持って職務を全うする事の大切さを終始説かれています。
 部下を指導するとき、強い言葉をかけるそうです。プロとして、接するといいます。チームで仕事をするからこそ、この師弟関係がプロフェッショナルな仕事を生むのだと感じました。

 

 医局に属さずに、腕を磨いてきた異色の経歴があるからこそ、技術をどこまでも愚直に吸収する姿勢やチームとしての仕事観が、プロフェッショナルな仕事となるのだろうと思いました。

 

感銘を受けた言葉たち

 「熱い」言葉が多く出てきます。その中でも、感銘を受けた言葉が多くあります。

 

 孫引きになってしまいますが、

 

君に強く求める。医師の知識不足は許されない。知識不足のまま医師になると、罪のない患者を死なす。知らない病名の診断は不可能だ。知らない治療をできるはずがない。そして自責の念がないままに「あらゆる手を尽くしましたが、残念でした」と言って恥じない。

こんな医師になりたくないなら、「よく遊び、よく学び」は許されない。「よく学び、よく学び」しかないと覚悟せねばならない。

 

 プロとしての姿勢がカッコイイと思いました。天野先生の言葉ではないですが、すごく好きです。プロフェッショナルになることの難しさが伝わってきます。

 

後戻りできない厳しい道に自分を追い込め。

 

 この言葉が一番好きです。志を持って生きているからこそ、その道を究めようとする姿勢がカッコイイです。もうカッコイイという言葉しか出てきません(笑)

 

 複数の選択肢がある時、ラクな選択をすることがほとんどだったので、この言葉は、グサリと刺さりました。厳しい道を選び、そこでなし得たとき、きっとものすごい幸福感で満ち溢れるのでしょう。

 

 同時に、あえて厳しい道を選択できてしまえるのは、その道を究めた人だからできるのだろうと思います。どの選択が厳しい、どの選択が一番ラクな選択か、などの選択肢を客観的に把握するのは、難しいものです。そんな中での言葉、すごく重みを感じました。

 私もこのようなプロフェッショナルになれたらなと思いました。

 

最後に

 プロフェッショナルな仕事の姿勢が、多くの「熱い」言葉たちから伝わってきました。また、「何者」かになるには、志が大事なことも伝わってきました。「社会に還元する」という熱く、強い思いが伝わってきました。

 私自身、「志を持った」エンジニアとして、その道を究められるように頑張ろうと思いました。

 

是非、皆さんも手にお取り下さい。

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