中3の時、踊り子に惚れた

お久しぶりです。今日は、僕にとって少し特別な本について書きます。

 

それは、「伊豆の踊り子」です。

 

これを初めて読んだのは、僕が中3の時でした。まぁ、俗に言うところの受験期に模試とテキストの問題でふれて、最後まで読んでみたいと思って読んだんです。

 

いや~、勉強の疲れ、思春期特有の惚れやすい体質を患っていたこともあって、本気で踊り子に夢中になりました(笑)

 

決して、僕が年下好きってことではないのであしからず。

 

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私が踊り子一行に追いついた場面で

「学生さんがたくさん泳ぎに来るね」と踊り子が連れの女に言った。

「夏でしょう」と、私が振り向くと、踊り子はどぎまぎして、

冬でも……」と、小声で答えたように思われた。

冬でも?」

踊り子はやはり連れの女を見て笑った。

「冬でも泳げるんですか」と私がもう一度言うと、踊り子は赤くなって、非常にまじめな顔をしながら軽くうなずいた。

 

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はい、ここで惚れました(笑)

こんな純粋な子は、現代にはいませんね。

 

ちょうどこの頃、「蛇にピアス」を映画で観たこともあって、異性に対する思いが90度だけ変わったのをおぼえています。(原作は未読)

 

 

踊り子に読み聞かせをする場面、浴場の場面など、踊り子のあどけなさに僕の心は射抜かれました。

 

川端康成の女性の描写はすごく僕にとって魅惑的であり、中毒性があります。「雪国」になんかと比べると特にメッセージ性があるものではないですが、何度も読みたくなりますね。

 

未読な方は、ぜひ一読あれ!!