やり直しは効かない~17again~

 誰でも一度はあの時をやり直したいと思ったことがあるだろう。特に過去に大きな成功をしていて現在が過去と比較して無残だったら…

 

 やり直したい時期は人それぞれなのは言うまでもない、17歳に戻って大学に進学して一流企業に就職する可能性だってあるかもしれないし、何か自分でも気づいていない才能が開花するかもしれない。

 

 あの時こうしていたら…

 もっとこうなっていたら… 

 きっと今はもっと…

 

 

 いつまでも話が進まない。悲しみしか生まない志向に陥ってしまう。

 そんな中で、実生活が充実なんてするわけがない。

 マイク・オドネルは17歳に戻って、ハイスクールに入り直す。そこで娘、息子の高校生活があまりにも残念なことになっていて、正そうと奮闘する。

 とりあえず、言えることはザック・エフロンがかっこいいということ。

 バスケのシーンとかあれは惚れる(笑)

 

 

 最近は映画ばかりで読書(小説)ができていない。

 来月はシェイクスピアあたりを読めたらな…

 

セブンティーン・アゲイン 特別版 [DVD]

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物語が面白い~絶園のテンペスト~

 最近、某プライムビデオで視聴したアニメ『絶園のテンペスト』。

 物語がシェイクスピアの作品をちょくちょくなぞっている感じがして、いい。

 木と人類の対立が物語の軸になっているけれども、愛花の存在が最後までちらついているところもよい。

 

 まぁ、愛花の可愛いらしさは、実際にアニメを見ていただきたい。

 

 木に支配された世界は、一見すると平和といえる。しかし、それは、犯罪行為が行われたら、察知して木が牽制しているだけ。そこにある平和は木に対する絶対的な恐怖心からきている。

 このままいくと、将来全てのモノは木に食べられて塵になるという。『木が文明を食らう』まさにSFに出てきそうな設定である。設定がいいとかダメとか言いたいのではなく、木って何ぞやという疑問が出てきた。

 

 なんで木が人工物を全て塵にしてしまうのか、それは、木の理=人類が設けていない人知を超えたルールを人類が手を取り合って壊すことで、これから起きる(人間が関わる様々な問題)を乗り越えようとする姿勢を育むための前座的なイベントだということが、漫画で示されている。

 なるほどなぁと感心してしまった。

 

 ただ何と無く観たアニメがここまで印象に残るとは…

 

 

絶園のテンペスト (10)(完) (ガンガンコミックス)

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ロックの神様~スクールオブロック~

 小学生にロックを教えるとかマジか…

 

 

 と倫理的なことを考えてしまったが、観を終えるとスッキリした気持ちになった。最後のシーンでの歌、『教師のペットに~』というところは、皮肉ってるなと感じる。

 

 

 自分たちの意志でステージに立つって決意してからの行動力の速さは、見習いたいと思います、本当に(笑)

 決意してからの迷いがないってほんとカッコイイですよ。

 

 

 ロックを通しての成長って普通じゃあり得ないことだけど、物語の中での事としたら笑いがあって良いものだ。純粋にそう感じた。

 小学生のときなんて、狭い人間関係が普通、親と先生と同級生、習い事での先生と同級生、ときに上級生、下級生ってところ。ようは、それ以外のいい人も悪い人も出会う機会がない。

 

 そんな中で、ロックを通して知り合った人間関係って、きっと新鮮だろうなと思う。今の時代だったらインターネットを通して簡単に知り合えた気になって、それでお終いって感じになっちゃうのかなと…

 

 別に、教師になるわけではないけれど、幼少期の人間関係を学ぶことってめっちゃ大事な気がするから、インターネットを通した出会いを主流にするのではなく、始まりはやっぱり直接出会うってことを主流にしてほしいですよね…

 

 良くも悪くも、沢山の人と出会い、直接話すことで、その人の声や表情や感情を観察して、精神を成長させてほしいと思う。精神の国って日本は言われてますからね。

 

 いきなり何を言っているのやらって感じですが(笑)

 

 最近、たくさんの国籍が違う方がたと接する機会がちらほらとあって、精神の国と結構な割合で言われると、やっぱり海外からの期待されている事には応えないとって感じちゃいますね。

 我ながら単純な思考回路してます…

 

 

 

 まぁ、まとめると久しぶりに良作を観れてよかった。(笑)

 

 

好きだなこの物語~横道世之介~

 大学生になってから知ったこの物語、きっと今の大学に入学しなかったら知ることさえなかった気がする。図書館で見つけて即借りたこの物語は、私にとって「パレード」と「伊豆の踊子」の二つと同じくらい好きな物語となった。

 理由はただ一つ、世之介の生き方が好きだからだ。

 真っ直ぐな感じがした。

 

 

 別に何かの為に武士道が如く死んだわけでもないけれども、男としてカッコイイと感じる部分がある気がした。こんな友達がいたらきっと楽しいだろうなと不覚にも思ってしまったもの。

 友人の引っ越しを手伝うって本当に良い人じゃないとできないと思う。

 思いやりって本当大事だなぁと感じた(笑)

 

 DVDを見ての感想、相変わらず、吉高由里子が可愛いかった。あんなお嬢様がいたら間違いなく惚れてしまうことだろう。「世之介さーん」と呼ぶところが一番可愛い。

 大事なことなので、もう一度、「世之介さーん」と呼ぶところが一番可愛い。

 

 横道世之介の物語でもあるけれども、世之介の周りの人たちの物語でもあることが楽しく感じた要因なのかもしれない。 

 一平と唯の恋のキューピット的な役割だったり、千春や雄介の性格を許容しているところが好きだ。

 別に、同性愛者ではないけれども、この性格は好きだ(笑)

 

 

横道世之介 [DVD]

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そのひとときをもう一度~三日間の幸福~

 過去志向の主人公は、大学生になってまでも小学生の時に好きだった人についてああでもない、こうでもないと考えているだけの毎日。自分の命に価値を見出せず、寿命を買い取ってもらう。何十億もの価値がきっとあると思っていたが、結果は三十万だった。次の日から監視員のミヤギと生活し始める。なんとも羨ましい限りです。 そんな感じで物語は進行していく。 

 

 

 まぁ、自分の命が“三十万”だなんて死にたくなるし、自暴自棄にもなる。プライドが高いと尚更。

 もし自分の寿命の値段がしれたら、その付けられた値段以上の価値を生きているうちにつけさせたいと思う。誰かの決めた基準で付けられた値段なんてあてにならないし(笑)

 全体として重たくて暗い話というよりも、自分の価値って何だろう的なことを考えてしまう哲学的な感じだった(矛盾)。

 

 

 ここで言いたいのは、過去思考はつくづくもったいないと思うってこと。過去志向だと過去が基準で物事を考えるので、未来志向の『あれがあったら便利だよね、よし作ろう!』とエンジニア的な思考が育まれない気がすること。

 『将来こうなったら、楽しいよね』という考えが好きな私からしたら、この物語は、過去志向はなんと怖いことだろう!!と教えられたものとなった。過去志向ってつまらない人生なんだな~と軽く、緩く感じた。

 

 

 それにしても、二十歳ってこんな暗い心情で日々を過ごしたっけとどうでもいいことを考えてしまった。二十歳ってまだまだ目の前に引かれているレールから降りて、違うレールに乗り換えることだってできる。私みたいなに理転して底辺大学で『電磁気とは…』と考えることができるもの。

 ぶっちゃけ、過去にそんなに縛られていても仕方ない気がする…

 

 

三日間の幸福 (メディアワークス文庫)
 

 

外交官かっこよすぎ~アマルフィ女神の報酬~

 かれこれ数年前の青春時代にはまった真保祐一の外交官シリーズの第一弾。英雄ヘラクレスの地で知られているイタリア・アマルフィが舞台の推理小説

 

 中学時代に夢中になっていたものの映画を某プライムビデオで見つけて観賞したが、当時のことを思い出した。例えば、当時の友人やら目標やら、14,15才の淡い体験が頭をよぎった、加えて、戸田恵梨香が可愛いとか……

 

 当時の友人たちはみな、ストレートで大学へ進学し、卒業していった。そして社会人一年目の今年、がむしゃらにもがいている様子がうかがえる。

 片や自分はというと、大学で勉強している毎日。誰かのためにやっていることではなく自己満足のために勤しむ毎日。

 研究職につけるとは思っていないがそれでも心のどこかではと思っている自分がいて気持が悪いことこの上ない(笑)

 

 そんな、どうでもいい心情に浸りながら観ていた。

 

 チェチェン紛争を彷彿させる内容なだけに、外交政策問題を考えるきっかけになったことを思い出した。

 自分の知らぬところで、政策は決まっていて、執行されていたりするものだ。

 別に現行の制度にいちゃもんを付けたいわけではないが、このどこかを支援することは何かしらの影響があることを思い出さなければならない。

 威張るつもりもなく、ただ愚直に日々を送りたいと思った。

 

 

 

森ワールドを堪能~銀河不動産の超越~

 『すべてがFになる』の著者、森博嗣のラブコメ⁉作品。

 無気力すぎる髙橋と愉快な仲間たちとの物語。特に事件が起こることはないが、会社で出会うお客さんはどの人も個性が強い者ばかり。

 自然と髙橋の周りには変わり者が集まり、離れていったと思うと、また集まっていたりする。「幸せを築こうとする努力」の果てにある結果には少しほっこりとする。

 

 人とのつながりが自分を成長させているそんなことを感じた。自分が思っているよりも人との関わりが大きく人生に作用している。とりとめのない出来事を通して出会う人こそ、将来ずーと長く付きあう気がする。狙って出会った人とはその時だけの付き合いで終わってしまう。それはそれで良いのかもしれないが、せっかくだったら長く付き合い、人とは何ぞや的な哲学的意味を理解するのも良いと思う……